きらり動物病院|浜松市浜名区|犬・猫・うさぎ・ハムスターなど診療

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外科・内視鏡・歯科

外科手術

手術修正
内科治療では治療効果が認められずQOLが低下する場合、外科手術による原因除去で根治的効果が期待されるのであれば外科手術が選択されます。
腫瘍の切除、膀胱結石の結石摘出、腸閉塞時の腸切開、壊死した胆嚢の摘出などの軟部外科疾患や骨折やレッグペルテス病などの整形外科疾患などの手術を行っています。

内視鏡

内視鏡

内視鏡検査は、細いチューブの先にあるレンズを通した画像により生体内の粘膜表面を肉眼的に観察する検査で、慢性の嘔吐や下痢の原因を調べるために行われます。粘膜に通常と異なる変化が観察された場合、専用の鉗子を用いて消化管の一部を採取し病理組織検査を行うことで消化管の組織変化を評価し診断します。
また動物が異物を誤食した場合に、大きさや形状によっては開腹手術をする事無しに、内視鏡下で専用の鉗子を用いて異物を摘出することが出来ます。 内視鏡検査には全身麻酔が必要です。

歯科疾患
お口が臭い、歯肉が腫れている、歯石が付いている

歯の表面に付着した大きな歯石は、目立ちますが実は歯石そのものは石に近いため細菌活性は高くはなく、あまり害がありません。問題となるのは、歯の歯肉に埋まっている歯根部に付着した細菌塊であるプラークや歯石です。
歯根部で産生された細菌の毒素によって歯肉炎から歯周病へ進行し、徐々に周囲の骨組織を溶かしていきます。その結果、膿性の鼻汁が出たり、頬に膿が溜まって顔を腫らしたり、顎が骨折したりします。また歯周病では、炎症を起こした歯根部で増殖した細菌や細菌が産生する毒素が持続的に全身に波及し続けることから、心臓や腎臓などに悪影響を及すことが知られています。
処置として、付着した歯石を除去し歯周ポケットの歯根部を重点的にクリーニングします。そして歯根部の歯肉が再生するよう掻把し、当院ではさらにレーザーを歯根部に照射して歯周ポケットの殺菌と歯肉の再生を促します。
残念ながら歯根部周囲の骨が溶解した部位では抜歯が必要となります。 最後にプラーク・歯石の再付着を防止するために歯の表面を滑らかに研磨して仕上げます。これらの処置は全身麻酔下で行われます。